こんにちは、星読み占い師カノンです。
今日から、ヒューマンデザインのデザインチャートを読んでいこうと思います。
ヒューマンデザインを知らない人にでも興味を持っていただけるように、なるべく分かりやすく、重要なポイントをピックアップして解説したいと思います。
この記事の目次
二刀流メジャーリーガー大谷翔平選手のヒューマンデザインチャート
記念すべき第1回目は、今や日本国民のヒーローとなった、二刀流メジャーリーガー大谷翔平選手です。
西洋占星術でネイタルチャートを解説した記事はこちら。
大谷翔平
1994年7月5日 21:05
岩手県水沢市生まれ
まず、4つに分けられるタイプは、「マニフェスター」タイプになります。
マニフェスターは人口の約9%で、ちょっと近寄りがたいようなオーラを持っています。
マニフェスターの人の持つ特性は、自ら行動を起こして、まわりの人々にインパクトを与えることです。
ただし、自分がやろうとしていることを、まわりに先に伝えてから行動することが大事なのでしたね。
それから、12に分けられるプロファイルは、「4/1」プロファイルです。
このプロファイルは今回初めて取り上げていますが、私たちの社会的な役割を教えてくれるものです。
1から6の数字で構成されていて、12通りあります。
前半の数字は自分でも意識できる性質、後半の数字は無意識的な性質を表しています。
大谷選手の「4/1」は、意識できるのが4、無意識の部分が1となります。
4の人は、友情を築いてネットワークを作っていくことが、社会的な役割です。
知り合いを増やすことが得意で、大事なものはすべて友人や知人からもたらされると言われています。
自分の内側にあるものを表現することが重要で、そのことによってまわりへ影響を与えていきます。
1の人は、土台や基礎を作っていくことが、社会的な役割です。
物事の中に深く入り込む性質を持っていて、徹底的に調べたり研究したりするのです。
原点や基礎にフォーカスして、揺るぎない基盤を作っていくのですね。
チャネルは私たちがどんな才能や個性を持っているかを教えてくれる
ヒューマンデザインで得られる情報はたくさんあるのですが、その中でも「チャネル」というものがあります。
上述した「タイプ」や「プロファイル」は、私たちを4種類か12種類に分けるもので、結構ざっくりとした分類になるのですが、この「チャネル」というのは、私たちがどんな才能や個性を持っているかを教えてくれる、かなり詳細で個人的な情報になります。
デザインチャートの中で、向かい合う数字が色のついた線(赤または黒)で結ばれているところが「チャネル」です。
各数字は「ゲート」といって、それにも意味があるのですが、細かくなってしまうのでそれはまた別の機会に。
「チャネル」は、全部で36本あります。
チャネルをいくつ持っているかは人によって異なり、0本の人もいれば10本近くある人もいます。
数が多いから良い、少ないから悪いということではなく、それは私たちの個性です。
持って生まれたエネルギーをたくさんの方向に使う人もいれば、1つのことに集中的に使う人もいる、という感じです。
チャネルが0本の人は、また違うお役目があるのでね。これはかなり特殊なケースになります。
さて、大谷選手の場合、チャネルは全部で4本あります。
上から、
・63−4
・43−23
・20−57
・28−38
となっています。
大谷翔平選手は4本のチャネルを持っている
では、各チャネルはどのような意味を持っていて、どのような才能を示しているのか、みていきましょう。
63−4(論理チャネル)
このチャネルを持つ人は、考えることがとにかく得意です。
常に頭の中で疑問が生まれ、その答えを求めて考え続けるのです。
ベースにあるのは懐疑的精神で、「本当にこれって正しいの?」と疑い、検証を続けていきます。
科学者のように、疑わしい点を1つ1つ潰していきながら、正しいことを証明していこうとするのです。
その論理的な思考力や、矛盾を見つける才能は、誰かや社会のために使うことでより輝くでしょう。
このチャネルは、私たちが間違った判断をしないように、守ってくれる力でもあるのです。
43−23(奇人変人チャネル)
このチャネルは、天才から奇人変人まで、という表現をされています。
洞察力に優れていて、自分の中に浮かび上がるさまざまな声をいつも楽しんでいます。
ふつうではないアイディアを思いつくことが得意で、良く出れば天才、悪く出れば奇人変人、とみなされるでしょう笑
そのアイディアはまわりにはなかなか理解してもらえないかもしれません。うまく説明できなかったり、あまりにも突飛すぎて受け入れられにくいものだからです。
ですが、その奇抜なアイディアや考えを、まわりの人が分かるように噛み砕いて分かりやすく表現できたとき、それは強烈なインパクトとなって輝くでしょう。
このチャネルは、私たちのものの見方をまったく変えてしまうような力を持っているのです。
20−57(脳波チャネル)
このチャネルのベースにあるのは、シャープな直感力です。
それは本能的なもので、「考える前に体が動く」というもの。
考えなくても、その場の状況に自然に対応できる力なのです。
このチャネルを持つ人は、即興でなにかをする、というのが得意です。
段取りをふまなくても、本能的な直感が導いてくれるのですね。
非常事態が起こったときにも、なにが最善かということを瞬時に理解し、体が反応していきます。
このチャネルを持つ人は、サバイバル能力に長けています。
私たちはこのチャネルの力を見ることで、勇気づけられるのです。
28−38(頑固なヒーローチャネル)
このチャネルのベースにあるのは、戦って勝ち抜いていきたいという、戦士のスピリットです。
チャレンジングな状況に燃えるタイプで、困難に立ち向かっていくことを厭いません。
追い込まれるほどに力を発揮し、絶対に諦めないという姿勢はあっぱれ!
ある意味、平和的な状況にはときめかないし、力を発揮できないのですね笑
このチャネルを持つ人は、まわりがなんと言おうとも、自分の信じた道を行くことが大事です。
信念にしたがって頑固なまでに戦い続ける姿は、まわりの人にも自分の人生について考えさせるきっかけを与えるでしょう。
私たちは大谷翔平選手が戦う姿をみて力づけられるよ
大谷選手の「タイプ」、「プロファイル」、「チャネル」をみてきましたが、これらの情報をまとめてみると・・・
自分の中で生まれた奇想天外なアイディア(奇人変人チャネル)を、正しいかどうか1つ1つ検証しながら精度をあげていく人です(論理チャネル)。
誰がなんと言おうとも、自分を信じて困難に思える道を突き進み(頑固なヒーロチャネル)、本能的な直感力でどんな場面も乗り越えていきます(脳波チャネル)。
対人面においては、友人や知人を増やしてネットワークを作っていくことが得意ですが(4/1プロファイル)、基本的には1人で好きなことを好きなようにやっていきたいタイプです。(マニフェスタータイプ)。
いかがでしたでしょうか?
大谷選手は自分の持って生まれたエネルギーを最大限にいかして大活躍しているように思います。
64マスの目標達成シートですが、これを作ったのは最高の選択だったように思います。
マニフェスターは、自分がやろうとしていることをまわりにしっかりと伝えてから行動したほうが良いのでしたね。
さらに、彼は「奇人変人チャネル」を持っているので、自分の中で生まれたアイディアを、噛み砕いてまわりに伝えると良いのでしたね。
そのためにも64マスをしっかりと埋めて、自分のアイディアを具体的に、誰がみても理解できる形にしっかりと落とし込んでいます。
無意識にやったことなのだとは思いますが、これでまわりをみんな味方につけることができたのではないでしょうか。
彼は、自分の信念に従って努力を続けるタイプです。
どんな逆境にも負けずに、自分の夢や目標に向かってひた走っていくことでしょう。
そんなヒーローの姿をみて、私たちは力づけられて勇気をもらうのです:D
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