こんにちは、星読み占い師カノンです。
今日からはじまった「有名人のホロスコープチャートをみてみよう」シリーズ!
最近ちょっと話題になっている人や、カノンが個人的にとても気になっている人などを勝手にピックアップして、その人のホロスコープチャートを解説していきます。
とはいえ、全部細かく解説!はちょっと無理なので、チャートの中でも目を引くところとか、その人を端的に表しているなぁと思えるような部分にフォーカスしたいと思います。
みなさんも、自分のチャートがもし分かるようであれば、同じような特徴を持っていたりする場合は参考にしてみてくださいね:D
爆笑問題 太田光さんのホロスコープチャート
記念すべき第一回目は、爆笑問題の太田光さんです。
個人的にとても好きな芸人さんですが、あのハッキリとした物言いとか、予測不能な言動の数々は、世間的には好き嫌いが分かれるところかもしれません。
太田光
1965年5月13日 (正午で算出) 埼玉県ふじみ野市生まれ
コミュニケーショの星である水星が強いパワーを持っている
まず「なるほどー!」と思ったのは、水星がおひつじ座にあることです。
水星は、知性やコミュニケーション能力を司っています。
私たちの興味がどの分野に向かっているのか、どのように情報を処理して知識を吸収するのか、さらには、持って生まれた言語能力や人とどのようにコミュニケーションをとるのかが分かります。
おひつじ座は、火の活動宮に属していて、とても情熱的でスピーディー。
迷いがなく即断即決、思いついたことをスパッと言えてしまう潔さを持っています。直感力が鋭く、瞬時に物事に反応して言葉を発するのですね。
なので、じっくり考えてから喋るというよりは、その場の思いつきやノリでビシバシ言葉を投げてくるイメージです。
その言葉はとても断定的で自信に満ちているので、聞いている方は圧倒されてしまうかもしれません。
穏やかに、優しくコミュニケートしたい人にとっては、ただの脅威でしかないかもしれませんね笑
でも、テレビ業界というところでお仕事をしていくのであれば、このぐらい強い言葉でインパクトを残さないと・・・とも思うのです。
現在は番組の司会をメインでやっているようですが、どんな状況にもどんな相手の出方にもすぐに対応できる頭の回転の速さと臨機応変さは、超強力な武器だと言えるでしょう。
ただ、おひつじ座の悪い面が出てしまうと、独善的で自分の主張ばかり押し通すような感じにもなりかねないのでね。そこは注意が必要です。
てんびん座の月で対人面でのバランスを上手にとっているよ
彼の月はてんびん座23度に位置しています。
出生時間は不明なので正午生まれでチャートを作っていますが、月は前後6度のズレがあったとしてもてんびん座で変わりはなさそうですね。
てんびん座の月は、おひつじ座の真反対に位置する星座で、おひつじ座が主観的に直感的に動くとしたら、てんびん座は相手の出方を受け止めて客観性とバランス感覚をもって対応していく星座です。
月はプライベートや無意識の反応を意味しているので、家にいるときやリラックスできる人と一緒にいるときなどは、相手に合わせて平和的に!両者のバランスをうまくとっていきたいタイプだと言えるでしょう。
この月と水星が180度のオポジションという角度を作っています。
常に綱引き状態なのですね。 水星の、力とスピードでガーッと押し通すようなコミュニケーションと、月の穏やかに平和的な状態を保ちたい気持ちとの間で、常に揺れ動くイメージです。
ただ単に言いすぎてやりすぎてしまうだけではない、というのが面白いところですね。
ふとどこかで、相手の出方を受け止めるような姿勢を見せるときがあるはずなのです。
そして最終的には、双方のバランスをとって丸く収めるという方向にもっていくことができるのです。
相手からしたら、攻撃されていたように感じていたけど、なんだかんだで自分のことを受け止めてくれたのね、という感覚を持つかもしれません笑
でも、このようなバランス感覚がないと、やはりテレビ業界や芸能界では生き残れないだろうな、とも思うのです。
ただ攻撃するだけ、言いっ放しで主張するだけでは、ハッキリ言って人に嫌われちゃうのでね。
強烈な爆弾を抱え持っているよ
ただ、太田さんのチャートでは、このおひつじ座の水星をはるかに凌ぐ爆弾のようなものがまだあったりするのです。
それは、おとめ座に位置している火星、天王星、冥王星の連合軍です。
おとめ座11度にある火星を挟むようにして、天王星と冥王星がガッツリ寄り添っています。
これ、超絶強力なパワーを持っている組み合わせです。
火星は、男性エネルギーの象徴です。スポーツや恋愛(特にセックス)、ギャンブルなど、熱くなってのめり込むときに使う惑星です。
天王星は、突然の変化や革命を意味する惑星です。
ふだん私たちは意識して使うことはあまりできないのですが、個人天体(太陽、月、水星、金星、火星)と何らかの角度を作ると発動しやすくなります。
冥王星は、0か100かの徹底的な作用を及ぼす惑星です。
「破壊と再生」を象徴していて、こちらも個人天体と絡むと発動しやすくなります。
火星の男性的なパワーを持つ惑星が、天王星の変化や改革を促すパワーと、冥王星の徹底的なパワーで、単体の火星のエネルギーの何百倍もの力を持つことになるのです。
たまに衝動的にやりすぎてしまうのは・・・
これは、極めて衝動的でやり過ぎてしまうことを示唆しています。
いったんなにかに熱くなると、予測不能なやり方で暴走してしまいがちなので、最悪の場合は事故にもつながりやすくなったりします。
太田さんはときに変則的な言動でまわりをびっくりさせるようなことをしていますが、それはここから来ているのでしょう。
ただ、彼の火星・天王星・冥王星連合軍は、おとめ座に位置しています。
おとめ座は細部にまで気を配ったり、分析したり、綿密な計画を立てることを得意としています。そしてとても勤勉です。
そこまで攻撃性の強い星座ではないのが救いですが、それでもいったん彼が熱くなったり、怒ったりしたときには、相手の細かい欠点や痛いところを徹底的についてやり込めてしまう、なんてこともありそうですね。
このエネルギーが何かの目標達成のために使われているならば、緻密な計算をして計画を練り上げ、黙々とひたすら努力を積み重ねていく、というパワーとなるでしょう。
面白いことに、ここでも綱引き状態ができあがっていて、火星・天王星・冥王星連合軍のちょうど反対側に、土星が位置しています。
180度のオポジションという関係性です。
土星は、制限をかけてパワーをぎゅぎゅっと凝縮していくようなエネルギーの象徴です。
とても保守的で抑圧的。
この土星が火星・天王星・冥王星の連合軍の暴走に「待った!」をかけてきます。
やりすぎてしまいかねないところを、ギリギリのところでストップさせる、そんなイメージです。
火星は大暴れしたいけど、でも素直に爆発させることができない・・・というジレンマを抱えやすいのですね。
これ、ご本人的にはとてもフラストレーションが溜まりそうです。
常に自分の中で葛藤しながら、どこまでならいけるだろうか、ということを無意識にはかっているのかもしれません。
まぁでもそのおかげで、大事故につながりかねないところをうまく収めているとも言えるのでしょう。
本質的にはのんびりマイペースに生きていきたい人
太田さんのホロスコープチャート、いかがでしたでしょうか。
本質的にはゆっくり着実に欲しいものを手に入れていくスタイルで、争いごとは好まないはずです。
でも、いったん火がついてしまったり、相手から攻撃されたりしてしまうと、徹底的にやり込めようとしてしまうかもしれません。
言葉が強くハッキリしているので、ときに偉そうに見えるかもしれませんが、本来は、まわりの人のことを知ったり、その手段として言葉のキャッチボールをすることを楽しみたいだけなんじゃないかと思います。
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