ヒューマンデザインではいろいろなことを見ていくことができるのですが、その中の1つに、どのような才能を持って生まれてきているのかがわかる、というのがあります。
「才能」とは言っても、直接職業に結びつくような「才能」というわけではなく、どんなエネルギーが発達しているのか、という感じの表現がしっくりくるかもしれません。
生まれつき発達しているエネルギーで、それは一生変わらずに持ち続けるものです。
私たちの才能(エネルギー)は大きく4つに分けられる
それぞれ次のようになります。
1.社会のために役立つものをシェアする才能
2.自分の属するコミュニティや家族や知人をサポートする才能
3.自分が個性を発揮して生きることでまわりを力づける才能
4.自分が個性を発揮して生きることで自分自身を力づける才能
少し補足をすると・・・
1番は、社会や世界のために自分の持つエネルギーを使っていくんですね。
知らない人同士がうまく共存していくためにはどうしたら良いのかという、社会がうまくまわっていくための知恵を分かち合っていきます。
2番は、1番よりもエネルギーを注ぐ範囲が狭くなります。
所属している会社やコミュニティ、家族や友人など、自分にとって身近に感じられる人々のためにエネルギーを使っていきます。
3番は、さらに範囲が狭くなり、自分自身のためにエネルギーを使います。
自分が輝くことで、まわりの人を勇気づけていくのですね。
4番は、3番と同じような感じなのですが、自分自身のためにエネルギーを使い、それが自分自身をさらに鼓舞していく、というような感じです。
社会や家族のためにエネルギーを使う人もいれば、自分自身のために使う人もいる
「社会貢献」とか「家族や身近な人をサポートする」などは、ある意味で「人としての美徳」として私たちに埋め込まれていて、職業選択するときなどもそこを意識している人は多いでしょう。
自分が誰かや社会の役に立っている感覚は、実際嬉しく感じられるものだし充実感をもたらしてくれますよね。
人生の目標をそこにもってくるのはある意味納得なわけですが・・・
その概念を覆してしまうようなのが、3番と4番かもしれません。
3番と4番は、自分自身のためだけにエネルギーを使うわけです。
1番2番の才能(エネルギー)を強く持っている人や、伝統的な社会の価値観を重視する人からしたら、ちょっと眉をしかめたくなる感じかもしれません。
特に4番なんて、自己完結的な才能でしかないわけですから、そんなんでいいの??すごく自己中じゃない??と思うんじゃないかな。
まわりのことを考える必要がまったくない人もいるよ
自己中に生きることが4番エネルギーを強く持つ人の役割なのです。
自己中と言っても、自分の利益だけしか考えないとか、誰かを傷つけたり礼節を欠いた行動をしてもいいということではなくて、まわりに忖度して自分を曲げる必要はないよ、ということ。
忖度してしまうと、その人本来のエネルギーがぜんぜん発揮できなくなってしまいます。
とことん自分自身に集中することが大事で、そうすることで生き生きと輝けるのですね:D
自分の中から湧き上がる感覚や反応にフォーカスしながら、どこに何に自分のエネルギーを注ぐことを選ぶのか。
それを決めるときにはまわりの環境に惑わされたり、誰かの意見に従ってはダメなのです。
自分を信頼して自らが選び取ること。
それこそが最善であり、最高に輝ける生き方となるのですね。
どんな才能(エネルギー)を持って生まれたかを知ることで生きやすくなるよ
4つに分けられる才能は、それぞれバランスよく持っている人もいれば、どれか1つが特に発達してある人もいるし、どれか2つだけの才能だけを持っていたり、1つだけの才能を強く持っている、などと、人によってさまざまです。
どの才能が良いとか偉い!ということではもちろんなくて笑、持って生まれた才能を知った上で上手に活かしていくことが大事なのですね。
さて、あなたは自分がどの才能を強く持っていると思いますか?
自分がどんな機能を持って生まれてきているのか、知ることで生きやすくなったり、目標も立てやすくなるかもしれません。
気になった方は、ぜひヒューマンデザインのリーディングを受けてみてくださいね:D
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