こんにちは、星読み占い師カノンです。
前回、「心が不安に襲われたときはどうしたらいいの?」という記事を書きましたが、不安を感じなくするためには、いちどじっくり自分の心と向き合ってみるしかないのですね。
この記事の目次
感情の裏に隠された本当の意味に気づこう
自分の心の深〜いところにある「自分はなにを不安に感じているのか」という、根本的なところを探り出していくのです。
実は、「不安を感じている」のは、顕在意識レベルのことなのです。
顕在意識で認識できる感情というのは、表層的でしかないのです。
その表層の下にある「潜在意識」の部分に、「不安」という感情に隠された、根本的な要因が眠っているので、それを探っていく必要があるのですね。
その根本的な要因に気づけないでいると、特定の場面や特定の出来事に遭遇すると、「不安」を感じ続けてしまうことになります。
反対に、根本的な要因を探り出すことができたのなら、そこで「理解」することができるのですね。
「自分がいつも不安を感じてしまうのは、このときの思いや出来事から来ていたのだ」というように理解ができて、さらに腹の底から納得ができると、同じような場面で不安を感じることが、だんだんとなくなっていくのです。
深く理解するほど手放すことができる
これって不思議なのですが、本当にそうなんですよ:D
「理解」するということは「癒し」にとても近いのです。理解することで癒しが急速に起こるのですね。
でもこの「理解」にもレベルがあって、ただ「へー、そうなんだ」と、サラ〜っと流してしまう感じだと、「納得」にまで到達していきません。
ちゃんと自分の中に、その事実をしっかりと落とし込んではじめて、「不安」を手放すことができます。
結局は、どれだけ真剣に不安を手放したい気持ちが強いか、というところにかかっているのかもしれません。
本気度が強ければ強いほど、深く理解できるし、納得度も大きいし、手放すこともできるのです。
癒さない限り、心の痛みは何度でもやってくる
さてさて。
こんなふうにして、私たちは自分の抱える「不安」を手放していくことができるのですね。
だからもし、いつも不安な気持ちがぬぐえない、というような人がいるならば、ぜひご自分の心を深く探っていってみてくださいね。
逆に、そうやって「不安を感じる」ということは、「癒すべき問題がありますよ」という自分の中からの信号でもあるのです。
これは、私たち人間に備わっている素晴らしい機能で、私たちは感情を通して、自分の中からいろんな信号を受け取ることができるのですね。
ですが、ネガティブと捉えられがちな感情・・・たとえば、怒りや孤独感、悲しみなどの痛みを伴う感情に関しては、私たちはそれを見ないふりをしがちですね。
暗黙のうちに「良くないもの」のように扱って、なるべく排除しようとしてしまいます。
でも、見ないふりをしているうちは、それらの痛みはなくなることはありません。
むしろ、私たちに気づいてもらえるまで、何度も繰り返しやってくることでしょう。
自分で自分を癒す力を私たちは持っている
「心」というのは、とても親切です。
私たちに気づいてもらいやすいように、ちゃんと信号を送ってくれるのですから・・・。
その信号に気づいたなら、ちゃんと向き合ってみてくださいね。
不安や孤独、怒りなどを、特定の場面で何度も感じてしまうような人は特に。
そこまで強くはないけれど、なんとなくざわざわする気持ちを感じるという人も、そのたびに自分の心と向き合うクセをつけてみてください。
慣れてしまえば、原因を見つけ出すことはそれほど難しくはなくなるでしょう。
そうやって、1つ1つ理解して、手放していきましょう。
本来、私たちには、自分で自分を癒していく力が備わっているのです。
ただそのやり方を知らないだけなのですね。
自分で解決できるようになると、本当の意味での強さを、自分の中に感じることができるようになりますよ:D
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