こんにちは、星読み占い師カノンです。
私たちの個性には良いも悪いもない
ヒューマンデザインの大前提となる考え方は、私たち人間は1人ひとり唯一無二の個性を持っていて、その個性に良いも悪いもない、というものです。
直すべきところとか、これはダメ、みたいなところって、実はなにもないと思うのです。
「こうしなくてはいけない」などというのは世間が勝手に決めた価値観であって、それが私たち全員に当てはまるわけではないし、それに従って生きなくてはいけない、なんてルールもないのですね。
世間の価値観・・・いわゆる常識に自分をあてはめていたら、それこそ無個性な性格や生き方になってしまって、量産型の人間がいっぱいできあがるだけなのです。
私たち1人ひとりは全体を構成する美しいパズルのピースようなもので、そこには一片のムダもないのです。
本当の自分を知らずに生きていて幸せを感じますか?
もし直すべき部分があるのだとしたら、本当の自分を知らずに生きていたり、本当の自分を無視して生きているところなんだろうな、と思います。
・自分のハートの声を聞かないで世間やまわりの人の声を聞いて従ってしまう
・常識的に行動しようとするあまり、本当に自分のやりたいことにチャレンジしない
・自由に生きようとしている人を否定してしまう
もし、上述したような傾向が自分にあると思うのなら、いったん立ち止まってみてくださいね。
それで本当に幸せを感じているのかどうか。
自分に問いかけてみてください。
自分自身と繋がっていないと人生に疲れてしまう
個人的な話になりますが、私はミッション系の私立の学校で小学校から高校まで教育を受けました。
ある意味とても封建的な世界で、大学受験を最終目標にしてみんな頑張って勉学に励むような学校でした。
キリスト教の教えを基本理念にしていたので、みんなとても優しく思いやり深い人ばかり。
利他的で自己犠牲的で責任感の強い「いい子ちゃん」が量産されていきました。
それ自体はね、良いことだとは思うのです。
相手のことをちゃんと考えて行動できるし、途中で投げ出さない強い責任感で、与えられた責務をまっとうするし。
「しっかりしてるね」「ちゃんとしてるね」と言われるような大人へと成長して、結婚してからは良き妻、良き母として頑張っているのですね。
でもね、人生もそろそろ後半になろうかという今になって、本当に自分のやりたいことがわからなかったり、いまだに親の価値観に振り回されて生きていたり、我慢してまわりのために尽くしすぎていたり・・・という感じで疲れている人が結構多いのですね。
そんな友人たちの話を聞いていて思うのは、みんな自分自身と繋がっていないし、繋がることの許可すら出せていないな、ということ。
自分と繋がることは、まるで利己的に生きることだと思っているようで、それは彼女たちからしたら「悪」でしかないのですね。
さらには、自分がなにに喜びを感じているのか、なにを必要としているのか、なにを拒絶しているのか、感情や感覚をシャットアウトしてしまっている感じの人も。
そりゃあ人生に疲れるし、最悪の場合は病気になったりもしてしまうのですね。
いくつになっても本当の自分を取り戻すことができる
これって、特に「いい子ちゃん」教育をされた人に多いと思うのですね。
個性を伸ばすことよりも、現世的な価値観で「良い」とされる生き方を教えられてきた人は、少なからずこのような傾向があるのではないかと思います。
特に、小学校や中学・高校などの一番多感でいろんなものを吸収する年齢のときにこのような教育環境にあると、これが生き方のベースになってしまうのですね。
もしかしたらその価値観のまま一生をまっとうしてしまうのかもしれません。
それも選択なのでね、「アリ」ではあるのですが、少しでも「なにか違うな」とか「もっとラクに生きたい」とか「心から幸せを感じたい」と思うのなら、いつでも自分と繋がって自分を最優先にする生き方を選択をしてほしいな、と思うのです。
自分を知るのにも生き方を変えるのにも「遅すぎる」なんてことはありません。
たとえ短い時間だとしても本当の自分で生きる喜びを味わい尽くしたいものですね:D
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