開運カウンセリング

「良い運勢・悪い運勢」は存在しない

占いを上手に活用しよう

個人的な話になりますが、私が一番最初に勉強した占術は、「四柱推命」という東洋系のものでした。

まだ10代の頃に、「誰にも話していないのになんでわかるの?」というようなことを、たかだかコンピューターの四柱推命占い(失礼:))にズバリ言い当てられて、衝撃と感銘を受けたからです。
四柱推命を学ぶことはとても楽しく、その後も東洋系の占術をひととおり習得していきました。

西洋占星術やタロットなどの、西洋系と言われる占術を学び始めたのは、占いを勉強し始めてから5年以上が経過してからだったと思います。

そして今では西洋系の占術をメインに使っています。
東洋系の占術は、補助的に使う時がある、、という感じです。
なぜかというと、西洋系の占術は、解釈がとても自由に感じられて、自分の中のイマジネーションをとても刺激されるからなのです。

この自由さは、東洋系の占術にはあまりないように個人的には感じています。


東洋系と西洋系の占いの違いですが、東洋系は「この星の意味はこうである」というのが、結構しっかりと割り振られているんですね。
それぞれの星の意味をしっかり読んでいく、というイメージになります。
なので、命式や星さえ分かってしまえば、その意味がブレることはあまりありません。

また、星同士の組み合わせの良いパターンや悪いパターンが結構ハッキリしていて、そのパターンに当てはまってしまうと、そう読むしかない、、、という感じです。

悪いと言われるパターンに当てはまってしまった場合には、「救いがないなぁ」と思わされる鑑定になってしまうこともあるのですね。

でも、ズバリはっきり言ってほしい!などと言うときには、東洋系の占いは真価を発揮するでしょう。


一方、西洋占星術やタロットでは、それぞれの星やカードに、もともと「良い・悪い」(分かりやすくするために「良い・悪い」と単純に表現しています)両方の側面を持たせています。

良い悪いというよりは、「強さ・弱さ」という感じでしょうか。
強く出るとこうなる、弱く出るとこうなる、バランスがとれてるとこうなるよ、という感じで、解釈に幅があるのです。

さらに、星同士の組み合わせにもそれは当てはまり、解釈の幅はとても広いのですね。

もちろん、西洋占星術でも「あまり良くない」と言われるパターンは存在します。
ですが、そのパターンを補って余りある情報が他にもたくさん存在しています。
なので、占い師サイドとしては、基本から外れていなければ、いくらでも自由に読んでいくことが可能になるわけです。


「これは良いですよ」「これは悪いですよ」という断定的な物言いをするのは、本来とてもナンセンスです。

私たち人間は、多面的な要素を持った存在であり、どの側面が顔を出すのかは、まわりの環境などによって容易に変化していくものです。

同じように、「良い運勢・悪い運勢」なんてものは存在しないし、「良い人生・悪い人生」なども存在しません。

そんなものは、本人の捉え方によっていくらでも変わっていくし、あくまでも私たちが主体。人生の主導権は私たちが持っているのです。
私たちは星に支配される必要はまったくないのですね。
星が教えてくれるのは客観的な「情報」であり、それは私たちがより良い人生を生きるためのヒントとなるものです。

うまくその情報を活かして、人生を楽しくクリエイトしてけば良いのですね。


ただし、占い師さんによって解釈の仕方や、紡ぎだす言葉が違うのでね。
ぜひ相性の良い・・・というか自分的にしっくりくる言葉を紡ぐ占い師さんを見つけていただきたいな、と思うのです。
これほど占い師さんの人生観が反映されるものはないのでね。

そしてまた、その言葉をどう解釈するのか、その言葉から何をキャッチするのか、それは占われるみなさんにかかっています。
占いを盲信することなく、あくまでも1つの情報としてとらえてくださいね。

私たちは生まれながらにして、人生をクリエイトしていく素晴らしい力を持っているんですよ:)

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