こんにちは、星読み占い師カノンです。
ヒューマンデザインには、インドの「チャクラ」に相当する「エネルギーセンター」という考え方があります。
私たち人間の肉体には9つのエネルギーセンターがあり、それぞれがどのように機能しているのかは、一人ひとり違います。
各エネルギーセンターにはそれぞれ意味があり、その機能の仕方によって私たちが基本的にどんな力を持っているのか、ということが分かるのですね。
エネルギーセンターのオンオフはみんな違う
で、このエネルギーセンターですが、スイッチがオンになっているか、オフになっているかで大きく違ってきます。
このスイッチのオンオフは生まれた瞬間から一人ひとり決まっていて、基本的に一生変わることはありません。
スイッチがオンになっている場合、そのエネルギーセンターは十分に機能していて安定していることを意味します。
逆にスイッチがオフになっている場合は、機能は不安定なのですね。
重要なことは、それが良い悪いを意味しているのではないということ。
ただオンになっている、オフになっている、ということなのです。
そしてそれが私たちの個性にもつながってくるのです。
スイッチがオフの場合はエネルギーが不安定になりやすい
スイッチがオンになっていると、そのエネルギーセンターには自分独自の安定したエネルギーがあり、自発的に、ある意味無意識的に外側に働きかけていくことができるし、まわりに影響を及ぼすことにもなります。
そのエネルギーはいつでも自分で自由に使うことができるわけです。
一方、スイッチがオフになっていると、自分独自のエネルギーはなく、まわりからのエネルギーを受け取ってそれを使っていくことになります。
近くにいる誰かのエネルギーを取り入れて、それを自分のエネルギーとして使っていくのですね。
なので、近くにいる人がどんなエネルギーを持っているのか、ということが大事なポイントになってきます。
自分にとって好ましいと思えるエネルギーなら良いのですが、その人と一緒にいるとなんだかいつもと違う自分になってしまうとか、その時の自分があまり好きではない、などと思うのならば、もしかしたらそれは良いエネルギーとは言えないかもしれません。
そしてスイッチがオフになっている人の場合、その不安定さをなんとかしたいと思いやすくなったりもします。
まわりにいるスイッチオンの人みたいになぜ自分もできないのか、なぜ自分は同じようになれないのか、という考え方になりやすく、補償行為に走りがちなのですね。
それは無意識に行われていることが多く、自分が補償行為に走っていることにまったく気づいていないことがほとんどです。
そうなると、過剰に自分がそのエネルギーを持っているかのように見せようとしたり、そのエネルギーを使いこなしている自分、というのを演出したりするのですね。
まぁこれはわざとそうしてしまうわけではないので、それが悪いということではなく、単純に自分が苦しくなってしまうことになるのです。
私たちは足りないものに意識を向けてしまいやすい
私たちは、特に日本人という部族である私たちは、足りないものに目を向けやすいのかもしれません。
自分の中の不足している部分に注目し、ダメ出しし、それをまわりに合わせて基準値にまで持っていかなくてはいけない、という刷り込みが根深く入っているのでしょうね。
自分のエネルギーのスイッチがオフなのに、なんとかしてオンにしたいと頑張って苦しむのは、それこそエネルギーの無駄遣い!笑です。
大事なのは、自分がどんなエネルギーを持っているのかをちゃんと知ること、です。
自己認識をしっかりすることで、必要のない頑張りを手放せたり、縛りから開放されてラクに生きられるようになるかもしれません。
実際に私自身も、スイッチがオフになっているエネルギーセンターがあることを知らなかったうちは、そのエネルギーを追い求め続けて生きてきたように思います。
でも、もう自分はそのように生きられるタイプではないと分かり、「ならもういいや!」と諦めがつきました笑
自分の持つエネルギーを知るのに遅すぎることはない
ヒューマンデザインで得られるのはとても基本的な、でも重要なベースとなる情報です。
性格診断や運勢診断的なものではありません。
「自分の持つエネルギーを知る」という、とてもシンプルなものです。
でも、持って生まれたエネルギーを知ったうえで人生を組み立てていければ、必要ないところに余計なエネルギーを使いすぎることはなくなるかもしれません。
自分を知るのに遅すぎるということはありません。
そこからより良い生き方をスタートすれば良いのです:D
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