こんにちは、星読み占い師カノンです。
今日は、西洋占星術で使う12星座の性質を理解するために、ちょっとしたヒントをお伝えしようと思います。
この記事の目次
12星座の本質的な意味は、前後でつながっている
自分の星座(出生時の太陽星座)は知っていても、その星座には一体どんな意味があるのか、どんな性質を持っているのか、覚えている人はあまり多くないかもしれません。
自分の星座の意味はなんとなく知っていたとしても、他の星座は?となると、まったく分からない・・・、という人がほとんどかもしれないですね。
12星座は、1つ1つが単体で孤立して存在しているのではなくて、実は前後の星座からなんとなく意味がつながっているものなのです。
だから、ある星座の意味を知っていれば、前後にあたる星座の意味も、なんとなく分かるという仕組みなのですね。
そんなこと言われても、12星座の並び順が分からない!という声が聞こえてきそうですが・・・:D
12星座は、おひつじ座からスタートする
12星座はおひつじ座からスタートします。
西洋占星術での1年のスタートは、春分です。
だから、春分からスタートするおひつじ座が、まず第一番目の星座になるのです。
おひつじ座からスタートして、12番目のうお座へと天体は動いていき、ぐるっと1周します。
そしてまたおひつじ座に戻ってきて、同じように周回するのですが、このおひつじ座からうお座への動きを、私たち人間が生まれてから死ぬまでの成長段階としてみることができるのですね。
私たちの一生のエネルギーの大きな流れを12段階に分けて、12星座それぞれにあてはめてみることができるという画期的なもの!
一番知っている人が多い自分の「太陽星座」は、私たちが人生でどんな方向を目指しているのかを教えてくれます。
人間の一生のどの段階を目指しているのかを知ることで、自分がどんなテーマに取り組もうと思って生まれてきたのか、それが分かるのですね。
もちろん、これには優劣はありません。
一生のうちのどの段階だから良いとか、より優れているとか、そんなふうには思わないでくださいね。
私たちはあらゆる段階を「経験する」ために存在しているからです。
あなたの太陽星座は人生の中のどの段階を目指している?
では、あなたの太陽星座が、私たち人間の一生のどの段階を目指しているのかをみていきましょう。
これは、12星座の根本的な性質や欲求を理解するのにとても参考になりますよ!
おひつじ座
・我あり(I am)/主張
生まれたての赤ちゃんの状態。
最も生命力が旺盛で、泣いて主張することで、自分の存在を知らしめます。
積極的な自己主張を通して、自分の生きる姿勢を確立することの重要性を学びます。
おうし座
・私は持つ(I have)/所有
だんだんと五感が発達してきた幼児期の状態。
心地よい感覚に愛着を覚えてきます。
五感を通して、自分に必要なものはなにか、どうしたらそれを手に入れられるかを学びます。
ふたご座
・私は考える(I think)/思考
知識欲と好奇心にあふれた学童期の状態。
人とのコミュニケーションや知識の交換が、自分の能力と心の発展につながるということを学びます。
かに座
・私は感じる(I feel)/感応
親の保護を求める依存心と、自立したい願望が心の中で揺れ動く思春期。
過去を捨てて未来の夢に生きることと、環境の変化に適応することを学びます。
しし座
・私は志す(I will)/意志
恋やスポーツや遊びなどに情熱を傾ける青春期。
自分が望むことを創造していくことで、生きる喜びを感じることを学びます。
おとめ座
・私は調べる(I analyze)/分析
生活の糧を得るために仕事をする青年期。
自己分析を通して、社会的な義務を負うことの意義や大切さを学びます。
てんびん座
・私は計る(I weigh)/比較
結婚をして他者との共存生活をする成熟期。
社会との調和や、個人生活の調和を通してバランスを学びます。
さそり座
・私は求める(I desire)/欲望
伝統や先人の遺産などを引き継ぎ、次の世代に伝えていこうとする壮年期。
人間にとって避けられない「死」や、個人の能力の限界を学びます。
いて座
・私は分かる(I see)/理解
より高度な人生哲学を求めていく中年期。
自己の探求をして精神性を磨き、ともに歩む人々の精神的レベルを高めることを学びます。
やぎ座
・私は使う(I use)/使役
多くの人生経験を積み、社会的なゴール地点に到達した熟年期。
自分自身の生き方を通して、人々を指導する術を学びます。
みずがめ座
・私は知る(I know)/認知
現役を退き、自由な立ち場で社会貢献する老年期。
個人の幸福よりも社会全体の繁栄を願い、貢献していくことを学びます。
うお座
・私は信じる(I believe)/信仰
人生活動を終えて、安息の地を求める人生の終焉期。
人生の終焉を迎えるにあたり、無私の心と悟りの境地を学びます。
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