こんにちは、星読み占い師カノンです。
今日は西洋占星術のお話です。
この記事の目次
スピリチュアルな人とはどんな人?
サイキックな能力は、人間であれば誰でも持っているものです。
それはこちらの記事にザックリと書いてあるので、よかったら読んでみてください。
五感を超えた第六感を使った能力をサイキックな能力と呼びますが、その能力を持っているからといって、その人がスピリチュアルな人であるかどうかは、また違ってきます。
スピリチュアルな人とは、魂や精神世界など、目に見えない世界を信じ、現実世界と同じようにそこに重きをおいている、というような感じになるかと思います。
また、現世的な生き方に価値を見出さず、人々との心のつながりを重視する生き方、とも言えるかもしれません。
要するに、目に見えるものがすべてではないよ、という感覚で生きているかどうか、ですね。
うお座や海王星が強い人はスピリチュアルに惹かれる傾向があるよ
スピリチュアルに惹かれる人は、ホロスコープチャート上には、どのように表れるのでしょうか。
いくつかあるのでご紹介しますね。
まずは、太陽や月、アセンダントがうお座にある人。
そして、太陽や月がうお座になくても、海王星とアスペクト(角度)をとっている人です。
うお座は、あらゆるものを抱合して1つに溶け合いたいと願う星座です。
私利私欲とはほとんど無縁で、奉仕精神や犠牲的精神にあふれています。
海王星はうお座の守護星で、目に見えないものや、つかみどころのない実体のないフワフワしたもの全般を象徴しています。
夢、憧れ、幻、芸術、イメージの世界、占い、心理学、芸術などなど。
なので、うお座や海王星が強いと、スピリチュアル的な生き方を目指すことになる人が多いのですね。
たとえスピリチュアル的なことに携わっていなかったとしても、音楽やアートなどの芸術的な表現をとおして、人々の心を癒したり、愛を送ったりしているのではないかと思います。
もしくは、人々の心に自然と寄り添う優しさを持っていて、それがまわりの人にとっては「癒し」として受け取られているでしょう。
第12ハウスが強い人も精神世界に生きる傾向があるよ
次に、第12ハウスに太陽や月などの重要な個人天体がある人です。
第12ハウスはうお座の定位置のハウスで、精神世界を象徴するハウスです。
ここに太陽や月などの天体があると、精神的な成長や充実を求めた生き方になりやすいでしょう。
いわゆる現世的な成功(たくさんお金を稼いで高い地位につく、など)には興味を持たず、精神的に目覚め、霊的に向上していくことを人生の目的とする傾向があります。
そのような意味で、まわりからは現実離れしたような人に見られたり、なにをしているのか、なにを考えているのかよく分からないと思われたりするかもしれません。
ですが、本人は精神的な修行を重ねることや、精神が磨かれていく感覚を持つことが喜びであり幸せなのですね。
1人になる時間や宗教的な行為を取り入れると心が安定するよ
うお座や海王星、第12ハウスが強い人は、自分の心と向き合う時間を持つことが、精神的成長を促します。
そのためには人と離れて1人になる時間を持ったり、巡礼や礼拝、お遍路などの宗教的な行為を取り入れると、心が喜んだり安定したりするかもしれません。
現代社会は目に見える結果を出すことを求められがちですが、そこに価値を見出さなくても良いのです。
ですが、この社会に生きる以上、現実生活をしっかりと送る必要もありますね。
どちらが偉いとか良いではなく、バランスを取ることです。
地に足をつけた生活を送りながらも、精神を磨くことを楽しんでみてください。
現実生活をしっかりと送っているからこそ、スピリチュアルにも説得力が生まれるのだということを忘れないでくださいね。
この記事へのコメントはありません。