こんにちは、星読み占い師カノンです。
今日は、西洋占星術のハウスのお話の続きです。
12ハウスは3つのグループに分けられるよ
ハウスは全部で12ありますが、この12ハウスは3つのグループに分けられます。
1ハウス、4ハウス、7ハウス、10ハウスの4つは、アンギュラー(アングル)ハウスと呼ばれるグループ。
2ハウス、5ハウス、8ハウス、11ハウスは、サクシーデントハウスと呼ばれるグループ。
3ハウス、6ハウス、9ハウス、12ハウスは、カデントハウスと呼ばれるグループ。
呼び方は専門用語なので覚える必要はありませんが、1,4,7,10などの数字は覚えておいても良いかもしれません。
3つずつ足した数が同じグループになります。
アンギュラー(アングル)ハウスについて
アンギュラー(アングル)ハウスは、とてもパワフルで影響力の強いハウスです。
1ハウスは「自分自身」のハウス
4ハウスは「家庭・家族」のハウス
7ハウスは「パートナー・結婚」のハウス
10ハウスは「社会的地位・ライフワーク」のハウス
どのハウスも、私たちの人生において、とても重要な部分を占めていますね。
なので、この4つのハウスに惑星がたくさん入っていている人は、これらのハウスのテーマが刺激されやすいということになります。
なので、人生が大きく動くようなことがあったり、変化が多くなったりしやすいでしょう。
まわりから見てもとても目立つし、「いろいろあるのね」と、分かりやすいかもしれませんね。
ある意味、ドラマチックな人生になりやすいと言えるでしょう:D
サクシーデントハウスについて
サクシーデントハウスは、アンギュラーハウスほどではないものの、私たちの人生に影響を及ぼします。
2ハウスは、「所有・金銭・才能」のハウス
5ハウスは、「恋愛・娯楽」のハウス
8ハウスは、「セックス・遺産」のハウス
11ハウスは、「友人・希望」のハウス
これら4つのハウスは、私たちの人生を豊かにするものですね。
なので、このハウスに惑星が多くある人は、お金や物や人脈を大事にする傾向があるでしょう。
人生を楽しもうとする意識が強そうですね:D
カデントハウスについて
カデントハウスは、3つのグループの中で、人生への影響力はそれほど大きくないと言われています。
3ハウスは、「コミュニケーション・知性」のハウス
6ハウスは、「労働・奉仕」のハウス
9ハウスは、「宗教・哲学・海外」のハウス
12ハウスは、「精神世界・プライベート」のハウス
これらのハウスは、私たちの精神性を高めてくれるような意味を持っています。
興味や行動範囲が広く分散しやすいので、ここに惑星が多くある人は、いわゆる「現世的な成功」みたいなものにはあまり縁も興味もないかもしれません。
ですが、精神的にはとても豊かで、自由度はとても高そうですね:D
自分のチャートから個性を紐解いてみよう
ぜひご自分の出生図チャートを眺めながら、どのような傾向が見られるか、確かめてみてくださいね。
たいていどのグループにも惑星が散らばっていると思いますが、ときにはどこかのグループに惑星が集中しまくっているかもしれません笑
それはあなたの個性であり、持って生まれた素晴らしい資質なのです。
いつも書いていますが、どのグループに惑星が多いから良いとか悪いとか、偏っているからおかしいとか、そんなことを言いたいのではありません。
どのようなテーマを持って自分が生きているのか、生きようとしているのか。
それを紐解いて、それを知って、楽しんで、「自分自身」を生きていってほしいなぁと思うのです。
今日は、ハウスのグループ分けという1つの切り口で、自分を紐解いて見てみよう、というお話でした:D
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