こんにちは、星読み占い師カノンです。
私たちは魂の存在であると仮定すれば、肉体は魂の宿る「乗り物」とも「神殿」とも表現できますね。
肉体は、私たちがこの地球で生きるためにはなくてはならないものなのです。
あなたは自分の肉体(身体)の声を聞いていますか?
私たちは「食べること」をコントロールしようとしている?!
私たちが生きるうえで絶対的に欠かせないのが、「食べること」です。
他にも、呼吸や睡眠は絶対的に必要なもので、それがなかったら生きていくことができなくなります。
ふだん私たちは、呼吸や睡眠を、あまり意識することはないかもしれません。
生まれた瞬間から自然に呼吸をしていたし、いくら不眠症と言えども、どこかで限界を迎えれば必然的に眠らざるをえなくなるのですね。
それはもはや私たちの意識を超えたところで行われているわけで、肉体の欲するがままに、自然にまかせてなされていると言えるでしょう。
ですが、「食べること」に関しては、私たちはコントロールしようとしていることに気づいていますか?
「1日3食」は誰が決めたの?!
基本的に、1日3食が普通・・・というかもはや当たり前になっていて、朝、昼、夜とだいたい同じような時間に食べる習慣がついている人がほとんどだと思います。
たまにその日の予定で前後することがあったとしても、基本的なリズムはあまり変わらないのではないでしょうか。
ですが、この「1日3食」というのは誰が決めたのでしょう。
世間的な当たり前の習慣だと言ってしまえばそれまでですが、みんながみんなそれに縛られる必要はないのですね。
本当はそんなにおなかが空いていないのに、みんながお昼を食べるから一緒になんとなく食べているとか、
変な時間におなかが空いてしまったけど、今食べたら夜ご飯が食べられなくなるから我慢しようとか、
健康だと言われている食べ物を、あまり好きではないけど無理やり食べているとか、
大好きな食べ物があるけれど、そればかり食べるのはよくないから制限しているとか・・・
そんなふうになんとなくまわりに合わせたり、自分を制限していたりしませんか?
自分の肉体(身体)の感覚に同調してみよう
ここで大事なのは、「世間の当たり前や常識」ではなくて、本当はお腹が空いていないとか、本当はお腹が空いていたとか、本当は食べてたくない、という身体の感覚なのですね。
これは、私たちの身体が送ってきているメッセージに他ならないのです。
ですが、そのメッセージを受け取っているにもかかわらず、なんとなくまわりに合わせて一緒になって食事をしているのなら。
「健康になれる」と言われているから、好きでもないものを無理やり食べているのなら。
それは身体のメッセージを無視していることになってしまうのです。
私たち1人ひとりの性格がみんな違っているように、身体的な特徴や性質も違っていて当然なのです。
それなのに、なぜみんなと同じにしなくてはならないのでしょうか。
私たちが乳幼児だった頃は、おなかが空いたら泣くことで、母親に空腹をアピールしていましたね。
これには、1日3回などの、規則性はなかったはずです。
口に入ってくるものが自分に合わないなと思ったら、ペッと吐き出していたはずです。
身体が養分を必要としたタイミングで、必要としているものや不必要なものを自然にアピールできていたのですね。
その頃は、私たちも肉体(身体)のリズムに自然に同調していた・・・というか、それがもともとの私たちに備わった機能なのです。
身体に同調できれば自然に健康になれるよ
成長するにつれて、1日3食をだいたい決まった時間にとることを私たちは教えこまれていきます。
まぁ、家庭や学校では、1人ひとりに合わせて食事を作ったりなんてことは非合理的すぎてできないのでね。しょうがないことではあるのですが・・・。
でも、おとなになった今は、ある程度自由がきくはずです。
本当におなかが空いているのか、食べ物を欲しているのか、どんな食べ物を必要としているのか・・・などと、身体の声に耳を傾けてみることをしても良いのではないかな、と思うのです。
身体の声に従った結果、1日に1回だけ食事をする人がいても、細かく5回ぐらい食事をする人がいても良いのですね。
身体と同調できれば、本当に必要なタイミングで必要なものを取り入れることができるはずです。
それこそが、実は一番の健康法なのではないかな、と思うのです。
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