こんにちは、星読み占い師カノンです。
前回、「ラッキースター木星はどんなパワーを授けてくれる?」という記事を書きました。
この記事の目次
2023年の前半はおひつじ座に、後半はおうし座に木星が滞在するよ
現在、幸運の星と言われる木星はおひつじ座にいて、5月18日からはおうし座に移動します。
太陽、月、水星、金星、火星などの個人天体におひつじ座やおうし座がある人は、木星の良い影響を受けるのでしたね。
どんな意味になるのかは、個人天体それぞれの意味によって変わるのでした。
では、おひつじ座やおうし座に個人天体がない人は、幸運はやってこないのでしょうか。
いいえ、そんなことはありません。
私たちの出生図(ネイタルチャート)は、12のハウスに分かれていますが、そのどこかにおひつじ座やおうし座が必ずあるのです。
なので、おひつじ座やおうし座のあるハウスに、木星がやってくることになり、そのハウスの意味する分野にラッキーがありますよ!ということなのですね。
例を挙げてみましょう。
このチャートでは、赤い四角で囲ったマークが、おひつじ座とおうし座のマークです。
ザックリとになりますが、おひつじ座は11ハウス、おうし座は12ハウスに入っていますね。
このサンプルチャートの人は、11ハウスと12ハウスに木星がやってきて、その分野にラッキーがありそうだな、ということが分かるのです。
あなたの出生図のおひつじ座とおうし座は何ハウスにある?
では、ここからは具体的に、それぞれのハウスに木星が来たときの意味をみていきましょう。
ご自分のチャートを見ながら、今年はどの分野に力を入れると良いのかを調べてみてくださいね。
こちらのサイトで無料で出生図チャートを出すことができます。出生時刻が分かっている方は出してみてくださいね。
第1ハウスに木星が来ると
第1ハウスは、自分自身を意味するハウスです。
ここに木星が来る時期は、就職、結婚、転職、独立など、人生の新しいステージに踏み出すのに最適です。積極的に活動の幅を広げていくことで、さらなる幸運を呼び込むことができます。逆に、行動せずに今まで通りの生活を送っていると、なにも起こらずに終わってしまいかねません。木星のラッキーパワーを存分に活かせるように行動していきましょう!
第2ハウスに木星が来ると
第2ハウスは、所有・才能・財産を意味するハウスです。
ここに木星が来る時期は、お金を稼ぐことに力を注いだり、自分の才能を伸ばしたりするのに最適です。収入アップのためにできることをやってみましょう。投資したり、眠っている資産や保険の見直しなども検討して。自分の特技や才能が利益や収入に結びつくこともあるでしょう。ただし、気が大きくなりやすい時期でもあるので、無駄遣いには気をつけて。
第3ハウスに木星が来ると
第3ハウスは、知性・コミュニケーションを意味するハウスです。
ここに木星が来る時期は、勉強や習い事など、興味のある分野の知識を取得したり教養を深めたりするのに最適です。知的活動をとおして、精神面の充実をはかると良いでしょう。コミュニケーションも活発になるので、友だちを増やしたり、人脈を作ることに力を注ぐのもおすすめです。3ハウスは国内旅行も意味するので、旅行に出ると気分がリフレッシュして楽しめそうです。
第4ハウスに木星が来ると
第4ハウスは、基盤を意味するハウスです。
ここに木星が来る時期は、生活や人生の基盤となる、家庭生活や家族との関係に力を入れるのに最適です。快適に過ごせるように家の中を整えたり、家族と充実した時間を過ごすことを意識してみると、木星の恩恵を存分に受けられるでしょう。また、第4ハウスは不動産の意味もあるので、不動産購入や、良い物件への引っ越しを検討するのも良いでしょう。
第5ハウスに木星が来ると
第5ハウスは、自己表現・恋愛・趣味・遊びを意味するハウスです。
ここに木星が来る時期は、遊びや恋愛、趣味などの楽しみに力を入れるのに最適です。独身の人は、出会いのチャンスが多くなるので、遊びや飲み会のお誘いは積極的に受けてみることです。また、趣味を充実させたり、習い事の成果を発表会などで披露するのにも良い時期です。自分の心がワクワクすることを意識して追求していくと、木星の恩恵を受けられますよ。
第6ハウスに木星が来ると
第6ハウスは、労働・健康・奉仕を意味するハウスです。
ここに木星が来る時期は、与えられた仕事に打ち込んだり、健康的な生活を意識して送るのに最適です。特に仕事では、今までの頑張りが認められたり、良い条件の職場が見つかったりするでしょう。まわりの人へ尽くすつもりで接すると、感謝され高い評価を得られます。また、健康のために生活習慣を見直すのもおすすめです。仕事の充実とともに無理をしやすいので、体調管理には気をつけて。
第7ハウスに木星が来ると
第7ハウスは、結婚・契約・対人関係を意味するハウスです。
ここに木星が来る時期は、良縁を育てるのに最適です。独身者にとっては、結婚に結びつくような人との出会いが期待できそう。恋愛中なら、結婚に踏み切るのも良いでしょう。結婚を望んでいるなら積極的に動きましょう。7ハウスは対人面全般を意味しています。仕事でのパートナーや協力者、長くおつきあいできる友人などにも巡りあえる可能性が高いです。出会いの場には、積極的に出かけてみてください。
第8ハウスに木星が来ると
第8ハウスは、共有・遺産・セックスを意味するハウスです。
ここに木星が来る時期は、自分の内側を見つめ直したり、パートナーとの絆を深めるのに最適です。自分の心の深いところにある傷を癒したり、スピリチュアルな能力の開発をしてみるのもおすすめ。今まで隠されていた自分の新たな一面が顔を出すかもしれません。遺産を受け継いだり、パートナーや親族から金銭的な援助を受けることもあります。借り入れやローンもスムーズに組めそうです。
第9ハウスに木星が来ると
第9ハウスは、高等教育、宗教、法律、思想哲学、外国など、高度で抽象的な事柄を意味するハウスです。
ここに木星が来る時期は、視野を広げるのに最適です。専門的な知識を学んだり、外国語を習得したり、実際に海外旅行をしたりして、自分の世界を広げていきましょう。身の回りのことよりも、より広い世界、遠い世界に意識を向けることで、幸運を得ることができます。自分の可能性を最大限に広げるための行動をしたり、未知の分野にも積極的にチャンレジしてみましょう。
第10ハウスに木星が来ると
第10ハウスは、社会的地位・目標・達成を意味するハウスです。
ここに木星が来る時期は、仕事上のチャンスが舞い込んだり、これまでの努力が評価されて、なんらかの成果を手にできる可能性が高まります。夢がある人は、達成に向けての一歩を踏み出したり、積極的に動くことでチャンスを手にできるでしょう。特に仕事やライフワークの面で追い風が吹くので、積極的に動いてみることです。なにもしないでじっとしているのはもったいないですよ。
第11ハウスに木星が来ると
第11ハウスは、友人・希望・集合を意味するハウスです。
ここに木星が来る時期は、友人関係を充実させるのに最適です。ひとりで行動するよりも、まわりの仲間と協調しながら活動すると、木星の恩恵を受けられるでしょう。利害関係のない、さまざまな年齢、性別、国籍の友人が増えていきそうです。社会貢献を目的としたサークルや、ボランティア活動などに参加するのもおすすめです。利他的な意識でまわりの人と関わることで、さらなる幸運に恵まれます。
第12ハウスに木星が来ると
第12ハウスは、秘密・プライベート・精神世界を意味するハウスです。
ここに木星が来る時期は、瞑想したり、潜在意識を探求するなどして、自分の心と向き合うのに最適です。1つのサイクルが終わり、新たなサイクルが始まる前のつかの間の休憩時間です。ここで必要ないものを整理し、新たなスタートを軽やかにきれるように準備しておきましょう。1人静かにスピリチュアルな学びを深めたり、アート制作などをするのには向いている時期です。
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