こんにちは、星読み占い師カノンです。
前回の記事では、私たちの心がどんなときに満たされるのかが、月星座でわかるよ!と言うお話をしました。
月星座は私たちがリラックスしているときの姿を表している
西洋占星術では10個の惑星を使いますが、そのうちの「太陽」と「月」はとても重要で、私たちの根本的な性質、コアな部分を表しています。
太陽は、意識して自分が目指している方向性。
一方、月は無意識に出て来る性質になります。
完全にリラックスしているときに見せる顔。
もしくは、何かの出来事に対して、瞬時に出て来る無意識の反応なんですね。
太陽は、大人になるにつれて身につけてきた理性的な自分の姿ですが、月は生まれたときから変わらない自分の素顔です。
私たちは生まれてから7歳ぐらいまでは、月星座の意識で過ごしていると言われています。幼少期の私たちの姿は、月星座が象徴しているのですね。
私たちはふだん「大人」として意識的に振る舞っている
ふだん私たちは社会生活を送るときに、まわりに迷惑をかけないように、まわりと調和して生活を送ることができるように、意識して自分を演出する傾向がありますね。
それは「大人として社会でうまく生きていくための術」のようなものです。
本音を隠してまわりの人の意見に合わせることもあるかもしれません。
本当はやりたいのにぐっと我慢して誰かに譲ったりすることもあるかもしれません。
でも、それで平和が保たれるのなら、円滑に業務が進むのなら、それで良しとするのが「大人」なのですね。
子供のように自分の欲求に従って行動したり、思い通りにならないときは癇癪をおこしていたりしては、社会人としても大人としても失格なわけです。
心からリラックスできる場所や相手は必要
でも、ずーーーっとそんな感じでどこにいても気を張っていたり、自分の本当の気持ちを出さないでいると、とってもストレスが溜まりますよね。
だからこそ、私たちには息抜きの場や素顔を見せても大丈夫な相手が必要なのです。
心からリラックスした状態で過ごせる場所。
まったく飾らない自分でいても大丈夫な場所。
本音をぶつけても大丈夫な相手。
それは、私たちの「月星座」が満足する場所や相手でもあるのです。
自分の月の性質を知って、その月が満足する場所や人を見つけることができたら、私たちの人生の半分は成功!といっても良いのではないかと個人的には思っています:D
そのぐらい、素の自分を受け入れてもらえたり、素の自分でいることに抵抗なくいられるということは、とても大事なことだと思います。
もちろん、1人でいるときにはみんな「素」の状態でしょう。
だからこそ、最近は1人でいることを選択する人が増えているのかもしれませんね。
より深く関わる人との「月星座」同士の相性を知っておくと役立つかも
誰かとの相性をみるときには、この月星座同士の相性もチェックしておくと、より深く関係性を理解することができるかもしれません。
相性はいろんな角度からみることができるので、占い師さんによってやり方はさまざまでしょう。
太陽星座同士でみたり、金星星座と火星星座でみたり、太陽星座と月星座でみたり、、それこそいろいろなのです。
どれも正解だし、どれも相性をみるときに役立つことに変わりはありません。
でも、結婚の相性や、共同事業者との相性、家族との相性など、より密接に深く関わってくる相手との相性を知りたいのであれば、月星座同士の相性を重視してみることをおすすめします。
うわべだけの関係に留まらないであろう人間関係においては、お互いの「月」がなにを望んでいるのか、どんな状態でいると心地よく感じるのかというのを頭に入れておくと、関係性がスムーズになるかもしれません。
同時に、どうしても譲れないポイントのようなものが合わないのであれば、それはもう潔く諦める、手放す、というのも一つの手なのかもしれません。
次回、相性について、もう少し深くみていきますね。
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