こんにちは、星読み占い師カノンです。
今日は、水星の逆行についてのお話です。
この記事の目次
太陽と月以外の惑星には順行と逆行があるよ
「水星逆行」は、いまや結構メジャーになって、西洋占星術に特に詳しくない人でも、話題にしたりするようになりました。
西洋占星術では10個の惑星を使うのですが、そのうちの太陽と月をのぞいた8個の惑星は、行きつ戻りつしながら12星座を進行していくのですね。
と言っても、実際に戻っているわけではなくて、地球からみると戻って見えるようなときがあるよ、ということ。
通常は、それぞれの惑星が、本来の進むべき方向へ進んでいるように見えています。それを、順行(じゅんこう)と言います。
ですが、地球も動いていますので、惑星の軌道や速度によっては、地球から見ると後ろへ戻っているように見えることがあるのですね。
それを、惑星の逆行(ぎゃっこう)と言うのです。
逆行期間は、その惑星のパワーが純粋に発揮されにくい
水星は、1年に3回ほど、約3週間逆行します。
金星は、1年半に1回ぐらいの割合で、約40日間逆行します。
火星は、2年に1回ぐらいの割合で、約2ヶ月間逆行します。
木星、土星、天王星、海王星、冥王星に関しては、進みがとてもゆっくりなので、1回の逆行期間が何ヶ月にも及びます。
さて、この逆行ですが、どんな意味があるのかというと、
本来持っている惑星のエネルギーや意味が、純粋に発揮されにくくなるのですね。
順行しているときよりも、惑星のパワーが不安定になる、そんなイメージです。
だから、惑星が逆行する時期は、前進するのをいったんストップするとか、歩みをゆるやかにしておいて、それまでにやってきたことを振り返ったり、やり忘れていることがあったらそれをする時間にあてたりすると良いのですね。
惑星も後ろに戻っている(ように見える)ので、私たちも、ちょっと後ろを振り返ってみる、ということを意識すると良いでしょう。
水星が逆行すると通信・コミュニケーションが不安定になるよ
実際の私たちの生活において、分かりやすく影響を感じるのは、水星の逆行かなと思います。
水星の逆行期間中は、水星の意味する、知性やコミュニケーション、ビジネスや情報、交通機関、短期の旅行などに関することが、不安定になりやすいのですね。
特にいつも「ああ、水星逆行だな」と思わされるのは、交通機関の乱れです。
水星が逆行し始めたとたんに、かなり大規模遅延が生じたりするんですね。
ふだんは滅多にトラブルのない新幹線や飛行機にも遅れが出たりとかね。
なので、旅行などに行く際は、ちょっと時間に余裕を持ってみると良いですね。
それから、なぜかパソコンやスマホの調子が悪くなったりします。
水星には、通信機器という意味もあったりするので(情報伝達やコミュニケーションですね)、影響が出たりするんですね。
あとは、ふだんならしないようなことに心が惹かれてしまったり。
なぜか思いつきや勢いで、いつもはしない行動をしてみたり。
水星が順行に戻ったら「あれはなんだったんだ・・・」となったりします笑
これは、思考や判断力が、ふだんのように働いていないからかもしれませんね。
水星逆行中は見直しするのに最適なタイミング
一般的には、水星逆行期間中の出来事や判断は、やり直しや見直しが入りやすくなる傾向があります。
なので、新規の契約や大きな買い物などは、できれば逆行期間があけてからの方が良いのですね。
あとは、コミュニケーショントラブルには注意が必要です。
言った言わない、送った、受け取ってない、など。
相手から返事がないからといって、無視された!などと早計に判断しないで、少し待ってみるとか、もう一度送ってみるとかね。
自分も相手も勘違いしやすいので、ふだんよりも念入りに準備するとか説明するとか、なるべく誤解が生じないように気をつけてみましょう。
その一方で、以前やりかけてそのままになっていたこととか、前々からやろうと思っていたことなどに、改めて手をつけてみるのには、とても良いタイミングですね。
リバイバル的なこと全般に向いている時期ですし、実際にそんなことが起こったりします。
個人的には、いつも水星逆行期間中は懐かしい友人たちに遭遇します。
久しぶりに連絡がきたり、久しぶりに会おうと決めていた日が水星逆行期間中だったり。
ちょっとした「リバイバル」ですね:D
2024年の水星逆行期間はいつ?
さて、2024年の水星逆行はいつでしょうか。
2024年は、水星は3回逆行します。
・4月2日〜4月25日
・8月5日〜8月29日
・11月26日~12月16日
タイミングを把握して、今年の行動計画をたててみるのも良いかもしれませんね。
逆行期間は少し考えることをお休みして、ぼーっと過ごすなんていうのもアリですよ(^^♪
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