こんにちは、星読み占い師カノンです。
ヒューマンデザインには、インドの「チャクラ」に相当する「エネルギーセンター」という考え方があります。
私たち人間の肉体には9つのエネルギーセンターがあり、それぞれがどのように機能しているのかは、一人ひとり違います。
各エネルギーセンターにはそれぞれ意味があり、その機能の仕方によって私たちが基本的にどんな力を持っているのか、ということが分かるのですね。
この記事の目次
ルートセンターは行動を起こさせるストレス(圧)を担当している
エネルギーセンターの1つに「ルートセンター」というものがあります。
チャクラでいう「ルートチャクラ」に相当する部分です。
このルートセンターのスイッチがオンになっている人と、オフになっている人、それは生まれつき決まっています。
オンだから良い、オフだから良くない、ということではなく、そのような機能をもって生まれついた、というだけなので誤解はしないでくださいね。
ルートセンターの役割は、私たちに行動を起こさせるプレッシャーをかけてくる、というもの。
端的に言ってしまうと「ストレス(圧)」になります。
ストレスときくと、なんだかイヤだな、という気持ちになると思います。
ですが、ルートセンターのストレスというのは、シンプルに「行動するためのエネルギー」です。
この「行動」は、日々のあらゆる行動を指していますが、私たち人間が生きていくための「基本的な行動」も含まれています。
それは、食べたり、眠ったり、性行為をしたり、危険を避けてサバイバルしていく、などといった、ふだんはあまり意識していないような、人が生きていくための根源的な当たり前の「行動」です。
ルートセンターからの圧力がないと、それらの基本的な機能をうまく働かせることができなくなり、生命を維持することができなくなるのですね。
逆に言うと、ルートセンターのストレス(圧)によって、私たち人間は肉体的に生かされている、と言えるでしょう。
ルートセンターのスイッチがオンの人は独自の行動パターンを持っている
ルートセンターのスイッチが生まれつきオンになっている人は、物事に取り組み、それをやり終えるまでの一定のペースを持っています。
自発的に行動を起こして、自分なりの時間配分をしたりペースを保ちながら、物事をやり終えるでしょう。
そのペースは早い人もいればゆっくりの人もいます。
自分が心地よいと感じられるスピードで動くことがベストで、もし心地よいと感じられていないのなら、それは間違ったペースだということ。
ルートセンターのスイッチがオンになっている人は、いちど自分の行動を振り返ってみると良いかもしれませんね:D
一方で、ルートセンターのスイッチがオフになっている人は、行動のペースに一貫性がありません。
自分にとっての適切なスピード、というものが確立されていないからです。
ですが、それで良いのです。
無理に自分のペースのようなものを作る必要はないし、そのときどきによって自分にとって最善のスピードというものが変わっていく、ということなのです。
ルートセンターのスイッチがオフの人はまわりのエネルギーを受けとって行動していく
センターのスイッチがオフになっているということは、まわりの人からの影響を受けやすい、ということでもあります。
自力ではスイッチをオンにはできないけれど、まわりにいるスイッチオンの人の力を自分の中に取りこんで、自分の力に変えていくのですね。
ということは、まわりにいる人の行動スピードが大きく影響してくるわけです。
せっかちでなんでもさっさと済ませたいという行動パターンの人がそばにいると、「自分も早く動かなくちゃ!」と常に追い立てられるように感じるかもしれません。
まわりがのんびりしているときは自分ものんびりペースでいられるけれど、急な対応を求められてまわりが慌ただしくなったりすると、影響を受けて「自分も何かしたほうがいいのかな・・・」と焦りを感じるかもしれません。
もしあなたのルートセンターのスイッチがオフなら、一緒にいる人の影響を少し振り返ってみると良いでしょう。
スイッチがオフの人は、1人でいると基本的に腰が重くなりがちで、なんらかの行動を起こすまでに時間がかかったりしがちです。
なので、適度に行動を促してくれるようなエネルギーを持っている人がそばにいると良いかもしれませんね:D
ルートセンターのスイッチがオフの子供の行動には注意が必要
ただし、ルートセンターのスイッチがオフの子供の場合は、ちょっと注意が必要かもしれません。
まだ幼稚園や小学生の子供で、ルートセンターのスイッチがオフの場合。
学校のクラスには、一緒に何十人もの子供たちがいますね。
その何十人かのルートセンターのエネルギーを吸収して、莫大なエネルギーを受け取ってしまう可能性があります。
その結果、やたらと活動的になったり、落ち着きがなくなったりして、問題行動を起こしているかのようにまわりが感じてしまう恐れがあります。
家にいるときはそこまででもないのに、学校に行くと活動的になりすぎて困っている、、、などというお悩みのある親御さんは、お子さんのヒューマンデザインチャートを確認してみるのも良いですね。
でもこれは、大人にも言えることなのかもしれません。
ルートセンターのスイッチがオフの人が、たくさんの人の中にいなくてはならないような場合。
まわりのエネルギーが自分の中にぐわっと入ってくることで気分が高揚し、いつもより精力的に活動できることもあるし、逆にエネルギーに圧倒されすぎて動けなくなってしまうこともあるでしょう。
いずれにしても、自分のルートセンターの状態を知ることは、自分自身を理解するチャンスだと言えるでしょう。
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